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オーストラリアの5ドル紙幣がかっこいい?自動販売機等で使えない理由やクジラのデザインは本当?

2018/04/01
 
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管理人 たかこ
オーストラリアに在住しています。オーストラリアの海、太陽、ビーチ、羊、牛、コアラ、カンガルー、食べる事など、なんでも好きです!^^ ベジマイトは嫌いですが・・・・w 私の元ワーホリについて触れてみました。
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こんにちは、たかこです。

2016年9月1日から、オーストラリアで新しい5ドル紙幣が発行されましたが、最新技術を取り入れて作られた斬新でかっこいい紙幣。

しかし旧紙幣と比べ問題や、実はクジラが描かれているとも話題。その背景を書いてみました。

旧紙幣とかっこいい新紙幣の違い

基本的な紙幣の色、大きさは変更なく、表には女王エリザベスII世、裏にはキャンベラ国会議事堂の画像が描かれていますし、偽造防止自体も変わっていません。とは言え、旧紙幣とは明らかにいくつか変わった点があります。

 

  • オーストラリアの野生植物、ワトルの一種、プリックリー・モーゼと呼ばれる黄色の花が描かれています。
  • イースタン・スパインビル(キリハシミツスイ)という、オーストラリア東部に生息する鳥が描かれており、紙幣を傾けるとアニメーションのように飛び出して見えます。
  • 紙幣の真ん中が窓のように透き通っており、旧紙幣5ドルよりとてもカラフル。
  • 目が不自由な人が触っても分かるように、凸凹がついています。
  • 世界初の偽造防止技術が加わり、偽造はほぼ不可能になりました。

 

偽造が不可能な技術を取り入れたのは凄いと思います。

目が不自由な障がい者でも、触って分かるようなバリアフリー紙幣を発行したのは、日本だけでなく世界でもお札を発行する際には、参考にして欲しいな、と個人的に思いました。

自動販売機などで使えない理由

新紙幣を発行したのはいいですが、スーパーのセルフマシーンや、駅でのチケット販売マシーン、ジュースやお菓子を買う自動販売機では、新5ドル紙幣が読み取れません。

その理由は、世界初の偽造防止技術が高度するぎるのと、点字が書かれているからだそうです。

スーパーのセフルマシーンが新紙幣を読み取れるプログラムを入れるのには、機械一台あたり$100程かかるそうです。

しかも自動販売機に関しては、2005年ー2006年以前に製造された機械だと、新しいプログラムを入れられないので、新台に買え変えなくてはいけず、1台$350もするそう。オーストラリアには、約7万台の自動販売機があるそうです。

会社などは「大きな負担だ!」と嘆いています・・・一体いつまでに、新紙幣が読み取れる機械に直すのか先が見えません。

日本でも新紙幣が発行された時、駅のチケット販売機など、新紙幣が読みとれない事でニュースになりましたが、こちらも同じ問題を抱えています。

新紙幣にクジラのデザイン?

実は、この新5ドル紙幣にはこんな事実も隠されていました・・!

実は今現在の$5ノート、そして新しい$5ノート。なんと半分に折ると、

「クジラ」

が描かれてみえるのです!

 

the-whale-dick-trick-still-works出典:img.buzzfeed.com

 

よく見るとわかりますが、古い紙幣(右)は目を開けていますが、今回の新紙幣(左)は目をつぶっています
しかもこのクジラの絵、ここでは書けない禁句の意味を表している!と言っている人達もいます^^;

興味があればどうぞ。英語の記事です。http://www.news.com.au/finance/our-new-5-note-revealed/news-story/fcaca852d940f0f55521c4487c45ff52

オーストラリアでクジラと言えば・・・

例のシェパード問題が

 「シーシェパード、捕鯨妨害を中止か続行か?実はあの有名セレブ達も支援?今後の行方は?」

「クジラは、意図的に描かれたのか?」などと、以前から話題になっています。

国民の反応は?

凄い技術を取り入れた紙幣ですが、残念ながらデザインに関しては、国民の反応はイマイチで、

「吐いたものみたいだ」「一体これは何だ?!」「ダサい」「80年代の壁画?」「バクテリアが飛んでいる?

とのコメントから、中には、

「この紙幣発行で喜んでいるのは、目が不自由な障がい者だけだ!」

と酷いコメントも・・。

私は、日本のお札がカラフルではないので、かっこいい!と思いましたが、デザインのセンスが無いかもしれません。(笑)

最後に

今回の5ドル紙幣発行を機に、来年2017年は新10ドル紙幣を発行する予定で、今後も20・50・100ドル紙幣も新しいのに変えるようです。ですが、基本的な色、サイズ、紙幣に描かれている肖像や画像は変わらないようです。

今後、いつまでにすべての機械が新紙幣を読み取れるようになるのか、注目されていますし、新10ドル紙幣を国民が納得するようなデザインで紙幣を発行できるのか、注目が集まる事間違いないです。

最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました!

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管理人 たかこ
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