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オーストラリアと日本の医療システムは違う!病気や怪我をしたらどうする?

2018/11/14
 
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管理人 たかこ
オーストラリアに在住しています。オーストラリアの海、太陽、ビーチ、羊、牛、コアラ、カンガルー、食べる事など、なんでも好きです!^^ ベジマイトは嫌いですが・・・・w 私の元ワーホリについて触れてみました。
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こんにちは、たかこです。

オーストラリアを含む海外の医療費は高額!だと聞いたことがあると思います。

オーストラリアへきて、慣れない海外生活で体調不良になったり、バイトや仕事中、もしくはスポーツなどをしていて怪我をしてしまうこともあるかもしれません。

そんなとき、「病院へ行きたいけれど、そのまま病院へ行っていいのかな・・・しかも英語で自分の症状が説明できない!!どうしよう!!!」と困ってしまうかもしれませんね。

一体どのように対応したらよいのか、また日本語が通じる医療センターなどをまとめてみました!

オーストラリアで病気・怪我をした時の対応

まずは予約

あなたが住んでいる近くのGPに電話をして予約を取ります。小さな街だと、総合病院へ行く形になります。

GPによっては、新規患者を受け付けてくれない所もあるので気をつけましょう。

真っ先に行く一般開業医GP

日本の場合

  • 花粉→耳鼻科
  • 風邪→内科
  • 湿疹など皮膚のかゆみ→皮膚科
  • 女性の悩み→産婦人科

と、あなたの症状によって診察を受ける診療所や科が違いますよね。

オーストラリアでは、まず、

GP(General Practitioner)と呼ばれる一般開業医(総合診察医)に行きます。(歯医者を除く)

風邪くらいなら、抗生物質の処方箋をくれて終わりです^^;

それを近くの薬局へ持っていって、薬剤師に提出し薬をもらって購入します。

もしGPが、血液検査・レントゲンが必要だと感じたら、各病院や施設へ紹介してくれます。

例:

血液検査→OO病院・血液検査科

レントゲン→OO病院・Xrayエックスレイ

検査結果で、GPがもっと専門的な検査や診断が必要だと判断したら、各専門医に紹介状を書いてくれます。(耳鼻科・眼科・皮膚科などなど・・・)

その紹介状に書かれている病院へ、あなた自身が電話をして予約を取ります。

GPから専門医へ見てもらうのに、早くて数週間、遅いと数か月、1年近く待ちなんていう事もあります・・(;'∀')

オーストラリアでの診察の流れのまとめ

患者さん(あなた)予約

GP:一般開業医(総合診察医)

血液検査など(必要に応じて)

各専門医(さらに必要であれば)

となります。

日本だと、

患者さん(あなた)(予約なしでも行ける)

各専門医

となりますが、オーストラリアでは異なるので気を付けましょう。

緊急の場合

オーストラリアで緊急連絡先は「000」です。救急・警察・消防、すべて一緒です。予約なしでそのまま、救急車や自家用車などで緊急病院へ行きます。

実際に救急病院へ行った体験談も書いています。

注意

日本で救急車は無料ですが、オーストラリアでは、有料で走行距離によって計算されて高額です!(各州によって違う)救急車用の保険に入っていれば別ですが、そうでない限り有料・高額ということを覚えておきましょう。

料金・値段

ワーホリ

あなたが日本やオーストラリア現地で、海外旅行保険に任意で加入することになります。怪我・病気などの医療から、盗難・紛失などにあったときの携行品保障など、期間や補償内容によって料金は様々です。

例えば、何か症状が出て保険がない状態でGPへ行くと、約数十分間見てもらうだけで

約$80~$100程

請求されます!!Σ(・□・;)

(GPや、診察時間によって値段が違います)

その後の診断は、さらに追加料金が取られるのでいかに高いか分かるかと思います。

永住権・市民権を持っている人(例えば私のような人)

オーストラリアには、Medicareメディケアといって、日本の国民健康保険にあたるシステムがあります。GPの場合は、Bulk Billバルクビルと言って、メディケアでカバーされるGPは無料、公立病院は基本無料です。

(とは言っても、100%カバーされる訳ではありません・・)

学生ビザの留学生

学生ビザの期間分、OSHC(overseas student health cover)海外留学生保険加入が義務付けられていて、怪我などの治療費・救急車の費用などをカバーしてくれます。オーストラリアの民間最大手保険会社が提供しています。

(規定料金の85%がカバーされ、それ以外は自己負担です)

支払い

すでに日本の海外旅行傷害保険やクレジットカード付帯の保険に加入していれば、医療費・薬代・レントゲン代・医療通訳の費用もキャッシュレス、つまり現金無しで利用可能です!

※疾患 (慢性疾患、妊娠、歯科治療など) は保険適応外になることもあります。

 

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オーストラリアで日本語が通じる医療センター

オーストラリアには、いくつか日本語が医療センターがあります。街中にある日本語が通じる医療センターを簡単にご紹介します。

パース:日本語医療センター

住所:Level 1, 713 Hay St. Perth WA 6000

日本語フリーダイヤル:1800 777 313

メルボルン:日本語医療センター

住所:4th Floor 250 Collins St. Melbourne

日本語フリーダイヤル:1800 777 313

公式サイト:日本語医療センター

シドニー:タウンホール・クリニック 日本語医療サービス

住所 : Level 4, 50 York St, Sydney
電話 : 1800-355-855

公式サイト:タウンホール・クリニック 日本語医療サービス

ゴールドコースト:さくらクリニック

住所:Level 2/103 Nerang St, Southport
電話:0487-119-119

公式サイト:さくらクリニック

ブリスベン:日本語クリニック Nihongo Clinic/St Andrew's War Memorial

住所:Cnr.North St.&Wickham Tce,Spring Hill
電話:1800-666-019

公式サイト(英語):日本語クリニック Nihongo Clinic/St Andrew's War Memorial

簡単な要約:日本語クリックについて

ケアンズ:ケアンズ24時間日本語医療サービス

住所:Cnr of Grafton and Florence Street,Cairns
電話番号:日本人通訳直通連絡先(07)4031-8131 
1800-688-909(日本語フリーダイアル。オーストラリア国内からのみ)

公式サイト:ケアンズ24時間日本語医療サービス

日本語通訳サービス

当たり前ですが、オーストラリアでは日本人通訳が常勤しておらず、日本語が通じない病院が殆どです。日本語通訳が必要な場合、24時間電話通訳サービスに電話をします。

Translating and Interpreting Service (略称:TIS National:翻訳通訳サービス)

電話番号:131450

オペレーターが出たら、「Japanese speaker, please 」と言うだけでオッケー!

その後、日本語通訳の方へ繋いでくれます。その日本語通訳の方へ、あなたの名前・要件を伝えます。

最後に

オーストラリアで怪我・病気をして医者・病院にかからないといけなくなった場合、どのように対応したらよいのかなどまとめてみました。

いくら病気にならないように、また怪我をしないように気を付けていても、なってしまうものはなってしまいます。事前にどう対応しておくとよいのか覚えておくと、パニックにならずに済むと思います。

特に風邪を引いたりしたら、日本だとすぐに病院へ行くかもしれませんが、オーストラリアで同じような対応を取ると、びっくりするような診察を受けます!私自身、「え・・・こんなんで終わり?!」って思ったので^^;

また上記で書いた、実際にオーストラリアの救急病院へ行った体験談も書いています。行った理由や、実際にどんな対応をされたのか参考になりますよ!

くれぐれも気を付けて、オーストラリアで生活をして下さい!

最後まで読んで下さり、どうもありがとうございました!

 

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