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オーストラリアのタックスリターンの時期はいつから?必ず申告が必要?申告漏れは罰金あり?

 
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管理人 たかこ
オーストラリアに在住しています。オーストラリアの海、太陽、ビーチ、羊、牛、コアラ、カンガルー、食べる事など、なんでも好きです!^^ ベジマイトは嫌いですが・・・・w 私の元ワーホリについて触れてみました。
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こんにちは、たかこです。オーストラリアでのタックスリターンについて説明しようと思います。

タックスリターンについて

タックスリターンとは?

日本でいう確定申告です。ATO(AUSTRALIAN TAX  OFFICE:税務署)へ申告します。
意味は
タックス=Tax:税金
リターン=Return:申告
です。リターンというと「戻ってくる」という意味がありますが、この場合は申告の意味です。
オーストラリアに住んでいる人で1円でも所得があった場合、申告しないといけません。今流行りのUbereatsウーバーイーツ配達員などで所得を得ても同じです。

オーストラリアでは個人でやるか、公認会計士・税理士に頼んでやってもらいます。

会社勤めだから、会社がやってくれるというシステムではありません!

タックスリターンの時期

オーストラリアの会計年度は、7月1日~翌年6月30日までで、タックスリターンは7月1日~10月31日までです。ただし、ビジネスをやっている場合(個人事業主を含む)は、翌年5月27日までです。

2021年のタックスリターン

所得があった期間:2020年7月1日~2021年6月30日

個人のタックスリターン:2021年7月1日~10月31日

ビジネスのタックリターン(個人事業主も含む):2021年7月~2022年5月27日

タックスリターンは必ず申告?

ワーホリの場合、2017年度より15%の特別な税率が導入されたので、

  • 年間の課税所得が$37,000以下
  • さらに、全ての収入に対して15%の税金が引かれている

場合はタックスリターンの申告義務がありません。

ですが、以下の状況に当てはまる場合は、申告義務が必要になってきます。

  • 税金を15%以上払っている
  • 税金支払いが15%以下
  • 銀行利息がある
  • 指定僻地に半年滞在
  • 経費がある
  • ウーバーイーツやクリーナーなどABN(個人主事業)での収入が$1~ある

などなど・・

払い戻しや追加徴税などは人によって様々です。

自分でやる方法

My GOV(公式サイト)より申告します。

MyGov

My GOVに登録する際に

  • Eメールアドレス(Gmailなど)
  • 名前
  • 住所
  • 生年月日
  • 電話番号
  • TFN(Tax File Number)タックスファイルナンバー
  • 銀行口座

などを予め登録する必要があります。

準備するもの

  • 自分のABNからの収入(予め自分できちんと収入などを記録している必要があります)
  • 家賃収入など(もしあれば)
  • 経費などのレシート

など、色々と必要なレシートやステイトメントをすべて準備しておきましょう。

補足

PAYGペイメントサマリー(源泉徴収票)について

2019年度よりPAYGペイメントサマリー(源泉徴収票)は必要なくなりました。(2018年7月より、従業員が20人以上の会社では、給料などの支払いを直接ATOへ報告するよう義務化。そのため2019年タックリターンより源泉徴収票は個人でもらえなくなり、直接個人のMYGOVに反映されるようになりました)

銀行利息について

少し利息が付くオンラインアカウントから利息があった場合、銀行側が自動的に利息を直接ATOへ報告するようになりました。
なのでこちらも、直接個人のMYGOVに反映されるようになりました。

自力でやるVS代行

正直どっちが良いのか悩むかもしれませんね。

自分でやるメリットとして、会計士に支払うお金がセーブできる・・事にあると思います。ですがデメリットもあり、書類不備・記入漏れ・記入間違いなどがあったら、直接ATOと連絡しないといけません。

ATOに電話をした際、日本人の通訳を付けてもらうことも可能ですが、正直めんどくさいし、専門的になってしまうので大変かな・・と思います。

代行してもらう場合

自分でやることに不安があれば、EzyTaxSolutionsさんがおすすめです。個人タックスリターンを$70ドル~と安い手数料でやってくれますし、仕事がとても速く知識も豊富で、とても信頼のある会社です。Facebookもありますよ。

Eazy Tax Solutions

申告漏れは罰金?

「うっかり申告を忘れた」「面倒くさいからほっとく」などど、適当にあしらっていると、罰金が来ます。
28日間ごとに$210、年間最大$1050の罰金がきます。

“On November 1 you could potentially be fined $210 and 28 days later another $210 and so on,
which keeps accumulating all the way up to a maximum financial penalty of $1050,”
引用:https://www.news.com.au/finance/money/tax/expert-warns-australians-to-lodge-tax-returns-
by-october-31-cutoff-date/news-story/435535b29b57bf1af29e25e5f7916a07

中には「もう一生オーストラリアへ行かない!」と断言して、罰金の支払いをしない人が稀にいるのですが、
きちんと支払いをしましょう。

余談

私のタックスリターンについてお話します。
(1回目=1年目)

1回目(ワーホリビザ→学生ビザに代わって3か月ほど):会計を学んでいる職場のタイ人の男の子にやり方を教えてもらう(節税方法とか詳しくは教えてもらわなかった。というかほとんど知らなかった)

2回目(学生ビザ):誰かに「会計士を使うと節税の仕方をきちんと教えてもらえる」と教えてもらい、
有名な会計士の所へ行ったら「学生ビザではタックスリターンできないよ」とアホな事を言われ、私が「収入があります。しないといけないんですよ」
と言っても聞く耳持たず、しかもその場で会社の責任者みたいな人(?)に電話をしてさらに確認・・・。
そしてドヤ顔で「学生ビザで出来ますね」と言ってきた。もし会計士を使うとしても、この会社では絶対しないと心に誓う
(言葉は悪いけど、今でもそいつの顔や姿を覚えている!)

3回目以降~(学生ビザ→一時永住権→永住権):自分でする
テレビ・Yahoo7のファイナンシャルのニュースなどで情報をちょこちょこと集めて、さらに5月中旬くらい~6月にはタックスリターンについての情報が様々な所からどんどん流れてくるので、毎年情報収集。(英語で)

10回目あたり:段々と状況が変わり、会計士に頼んだほうが節税になるかな?と思い、
一度だけ職場のオーナーの会計士に見積もり(みたいなのを)を出してもらう。会計士に頼むよりも、自分でやった方が節税になると分かり自分でやる。この時知らなかった事があり、さらに勉強になる。

最後に

オーストラリアのタックスリターンについて書いてみました。

オーストラリアに住んでいて、$1~の所得がある人はタックスリターンをしないといけません。

ワーホリの場合

  • 年間の課税所得が$37,000以下
  • さらに、全ての収入に対して15%の税金が引かれている

ならタックスリターンの申告は必要ありません。申告義務があったのにも関わらず、忘れてしまったり、放置していると罰金がきます。

もしやり方が分からない、英語に不安などがあれば、EzyTaxSolutionsさんを利用してみるとよいかもしれませんね。

最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました!

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