オーストラリアに薬・タバコなどの持ち込みは?申告必要?
たかこです。
オーストラリアへ来る際に、万が一の事を考えて、頭痛薬や鎮痛剤などの薬を持ってきたいですよね。女性なら化粧品や香水、男性でも香水などを持ってきたいかもしれません。
また日本でタバコを吸っていたら、オーストラリアでタバコの値段は高いので、持参してくると思います。今流行りの、加熱式タバコも持って来れるのか、気になるところだと思います。
薬、化粧品、香水、加熱式タバコなどの持ち込み可能なのかどうか、また申告が必要かどうか、まとめてみました。
目次
入国カードのどこに記入?
薬は1番、タバコは2番にチェックを入れます。
出典:https://www.homeaffairs.gov.au/EnteringorleavingAustralia/Documents/15jap_000.pdf
薬
薬は1番にチェックを入れます。薬は英語で「メディスン」と言い、日本人が使っている「ドラッグ」は、麻薬の意味になってしまいます。(苦笑)
まぁ、違法な物を堂々と「持っています」と申告する人はいないので、検査官の人も分かってくれますが^^。
薬は、基本的に市販薬・医師の処方による薬のどちらでも、申告が必要なので、1番の「はい」にXです。
ですが、実際に市販薬の場合は、申告をしなくても通る場合があります。
市販薬の場合・・
- 風邪薬「For Cold」
- 頭痛薬「For headache」
- 鎮痛薬「For pain relief (もしくはpain killer)」
- 下剤「For diarrhea」
などと書いておけば安心です。それか「For household medicine(常備薬)」でも大丈夫です。
医師の処方による薬の場合、英文診断書か英文の処方箋が必要です。睡眠薬に関しては、英文診断書を見せる場合が多いようです。もし検査官に見せてと言われたら、見せれば良いです。
尚、筋肉増強剤など(特にステロイド。アスリート達が使うステロイド系です)は、持ち込み禁止のものもあるの気を付けましょう。
薬は何に入れる?
薬は、ジッパーや、ビニール袋などに入れて、手荷物に入れるのが良いと思います。「見せて」と言われたときにパッと出せるので便利ですよ^^
補足:目薬・コンタクトレンズの液体
目薬、コンタクトレンズの液体などは、薬局に売っているので、薬の分類と思いがちですが、申告しなくても大丈夫です。
ただしボトルの液体が100ml以上であれば、スーツケースの中にいれましょう。
実例
私は最初の頃、市販薬・医師の処方薬を多めに持って行ったので申告していました。
その時は、「メディスン?」と聞かれ、「ハイ」と答えたら、「オッケー」と言われ、それで終わりでした。
「見せて」と言われた事はありませんでした。
その後、医師の処方薬は持っていかず、市販薬(頭痛薬1箱と、赤玉1箱)を持っていきました。しかし申告はしませんでした。w
なので聞かれる事はなく、何も問題がありませんでした。
(注意:正直、自己責任になるので、バレたら罰金等が待っています!)
タバコ
入国カードにも書いてある通り、タバコ25本または25gの葉巻、またはタバコ製品を持ち込むことができます。
つまり、タバコ25本まで、葉巻25gまでなら2番の「いいえ」にXで、申告の必要はありません。
逆を言えば、タバコ26本、葉巻26gからは関税がかかり、申告が必要になります。
また規定上、家族やカップルであれば、免税枠を合算する事が出来ます。18歳以上の場合のみ認められます。
注意:家族でも子供が18歳未満だと、タバコが持ち込めません。
家族=妻と夫のみ合算となります。
実例
私はタバコを吸わないので、持ち込んだことはありません。
友達の話ですが、友達と旦那さんで旅行の際に、旦那さんがヘビースモーカーのため、友達25本、旦那さん25本、計タバコ50本を持っていきました。
免税範囲以内だったので、問題はありませんでした。
成田の免税店でタバコを買おうと、入国の際、関税の枠では一切考慮されないので、一人あたりに持ち込めるタバコは25本までと変わりません。
オーストラリアのタバコ事情
オーストラリアは、喫煙者に対してとても厳しい国です。
オフィスの前で、昼休みなどタバコを吸っている人たちはいますし、歩きたばこをしている人たちもいますが、昔から比べると、減少しました。
飛行機内はもちろんの事、レストラン、カフェ、ビル、ホテル内では100%吸えません。
法律で禁止されています。
日本のような喫煙ルームもほぼ存在しません!
また南オーストラリア州、ビクトリア州などでは、レストラン・カフェなどのアウトドア・ダイニングエリアでも、喫煙が禁止になりました!!
なので本当にタバコを吸う人には厳しい国です!!
友達の旦那さんは、「こんなに喫煙に対して、厳しい国だと思わなかった。かなり肩身が狭い思いをした(苦笑)」と言っていました。^^;
タバコの値段
喫煙者に厳しいオーストラリアですが、タバコの値段自体も、お財布に超厳しいです。
例えばマルボロ、40本入り$40程。
つまり1本$1(85円程)です!!(;'∀')1本ですよ?!
オーストラリアへワーホリ・留学に来て、逆にタバコを吸わなくなった人達を何人も見てきました。なので、ヘビースモーカーの人は、禁煙した方がいいかもしれませんw。
加熱式タバコ
日本でブームの加熱式タバコ。アイコスが主にブームですよね。基本的にオーストラリアでは、電子タバコは売られていません。
アイコスを含む、以下の加熱式タバコを持ち込みたい場合。
- iQOS(アイコス)
- EFOS(イーフォス)
- Ploom TECH(プルーム・テック)
- glo(グロー)
これらは、機内持ち込みは大丈夫です。
スーツケースの中には、絶対に入れないようにしましょう!!
(実際にオーストラリアのテレビなどで、そのように言っていました)
申告は?
規定上、タバコと同じ扱いになるので、申告が必要になります。
iQOSの本体を、ラップトップなどの電子機器と同じようにトレイに入れて、セキュリティを通れば良いです。
寒さで使えないアイコス。代替品EFOS(イーフォス)が便利
上記で書いた加熱式タバコのうち、アイコスはとても人気のようですが、寒さに弱い事で有名ですよね。
0度から、すでに誤作動が起きるようです。
オーストラリアにも冬があり、地域によっては、とても寒く雪が降り、0度以下になる事も珍しくありません。
下手したら、誤作動で使えないという事態も起きてしまいます。(;'∀')
寒さに弱いアイコスよりも、アイコスの代替品としてEFOS(イーフォス)が便利です。
-15度までなら耐えられるので、寒い冬のオーストラリアには最適ですよ。
また、夏になるととても暑い、オーストラリアの気温にも最適です。
オーストラリアの夏は40度、内陸へ行くと50度近く(!)まで上がります!!
めっちゃ暑いです!
オレンジなどが取れるワーホリに人気のファームジョブの都市、ビクトリア州Mildura(ミルジュラ)などでは50度(!!)近くになることも・・・
EFOS(イーフォス)だと、50度までの高熱にも耐えられるので便利です。持って行って損はありませんよ^^
化粧品や香水
化粧品や香水の申告は必要ありません。ファンデ、アイシャドウ、リップクリームなどは、機内持ち込み大丈夫です。
香水は、スーツケースに入れましょう。
化粧水などの液体ですが、ボトルが101ml以上の場合は、機内に持ち込み出来ないので、同じくスーツケースに入れてましょう。
デオドランドスプレー
100ml以下、100ml以上どちらでも、スーツケースに入れましょう。
可燃物として扱われるので、機内には持ち込み出来ません。
最後に
薬などは、普通の常識範囲内であれば、持ち込みは全く問題ないです。
市販薬は、袋に入れて、「For household medicine(常備薬)」などと書けばオッケーです。タバコは、1人当たり25本まで持ち込み可能です。
アイコスやイーフォスなどの加熱式タバコは、申告が必要です。
化粧水や香水は、申告の必要がないですが、101ml~の場合、スーツケースにいれましょう。デオドランドスプレーは、スーツケースに入れましょう。
正直、申告は面倒です。ですが申告をしないで、持ち込みが見つかれば、検査官に怒鳴られ罰金等をくらいます。しかし「バレなかった」と言う人もいます。(私もその一人でした・・w)最終的には自己責任です。
混雑していない限り、時間にしても10分もかからず終わる事が多いので、海外滞在・生活の始めに嫌な思いをしたくないのあれば、きちんと申告した方が良いかもしれませんね。
最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました!
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