オーストラリアとキリバス共和国のクリスマス島の関係は?島名が同じなのは何故?
こんにちは、たかこです。
オーストラリアにはクリスマス島があります。
キリバス共和国という所にも、同じ名前のクリスマス島があります。
オーストラリアと何か関係があるのか気になったので調べてみました。
目次
オーストラリア・クリスマス島
位置・アクセス方法
インド洋にあり、西オーストラリア州のパースの北西2360km、インドネシアのジャカルタの南500kmに位置しています。
パースから、Virgin Australia(ヴァージンオーストラリア)という航空会社で行けます。
島名の由来
1643年12月25日のクリスマスの日に、イギリス東インド会社の「ロイヤル・メリア号」が到着し、「クリスマス島」と名付けられました。
観光名物
島の半分以上が国立公園で、10月~12月下旬には、カニが大量発生する事で有名です。
そんなクリスマス島について書いてみました^^カニの量にびっくりするかもしれません!
「オーストラリアにあるクリスマス島の魅力やアクセス方法は?アカガニで大人気!」
キリバス共和国・クリスマス島
正式名称
キリスィマスィ島(Kiritimati Island)が正式なスペルです。
キリバス共和国(Republic of Kiribati)の島で、Christmasは英語名です。
位置・アクセス方法
キリバス共和国の東側でハワイの真南約2,000km程の所に位置しています。領域はオセアニアです。
フィジー航空会社「Air Pacific」で、ハワイホノルルから行けます。
週1の運航のみです。公式サイトはこちらです。
島名の由来
1777年12月24日(クリスマス・イブ)に、冒険家キャプテン・クックが発見したのが名前の由来です。
イギリスの植民地となりましたが、1979年にキリバス共和国が独立しました。
通貨はオーストラリアドルが使われおり、公用語はキリバス語と英語です。
観光名物
海鳥の生息地として有名で約600万羽の様々な鳥が生息しています。
その他にも天然タコ、トラフシャコなどが釣れるだけでなく、野生のマンタレイ(オニイトマキエイ)やイルカなどが見れ、運がよければ泳ぐこともできます!
ちなみにこのクリスマス島の海水は日本にも輸出され、ネットショップ「クリスマス島の海の塩」で購入できます。公式HPはこちら。
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両島の関係性は?
オーストラリアとキリバス共和国のクリスマス島は、何か歴史や言語で関係がありそうですよね。
ですが、実際は・・・
全く関係がありません!
実際、Kiritimati(キリスィマスィ)の発音が、英語の「クリスマス」に似ています。
現地のキリバス語が、アルファベット26文字のうち12文字しか使わず、A、B、E、I、K、M、NG、O、R、T、U、Wだけなので、
TI->S、 K->C,G、 R->L などと置き換えるためだからのようです。
サンタクロースと関係は?
クリスマス=サンタクロースなので、関係がありそうですが、全く関係ありません。
サンタがたくさんいそうな感じですが、いなくて残念です・・・
最後に
簡単に両島についてまとめてみました。
- オーストラリアのクリスマス島は、クリスマスに発見されたのが島名の由来
- キリバス共和国のクリスマス島は、クリスマス・イブに発見されたのが島名の由来
- 位置は全く違う
- Kiritimati(クリスィマスィ)の発音が、英語の「クリスマス」に似ている
- キリバス語でアルファベット26文字中12文字だけの使用によりスペルが書き換えられる
- 歴史や言語の関係は全く無し
両島とも、日本・オーストラリアから遠いですが、機会があれば訪れてみたいですね。
最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました!