オーストラリア人の平均寿命は何歳?長寿国オーストラリアの食生活は?
こんにちは、たかこです。
長寿の国と言えば、日本・香港・シンガポールなどのアジア、スイスなどのヨーロッパの国が主ですが、実はオーストラリアも長寿の国です。
平均寿命、また長生きの秘訣を調べてみました。
目次
概要
「平均寿命」を英語で?
life expectancy(ライフ・エクペクタンシー)と言います。Lifeは命、ExpectancyはExpect、期待するという意味で、「期待される寿命」という意味から平均寿命(平均余命)となります。
オーストラリア州で一番平均寿命が長い都市は?
2016年のオーストラリア統計局最新調査によると、キャンベラのあるオーストラリア首都特別区(ACT:Australian Capital Territory)が一番平均寿命が長く、男性が81.2歳で、女性が85.3歳です。
参考:http://www.canberratimes.com.au/act-news/act-residents-have-the-highest-life-expectancy-in-australia-20161027-gsc3pu.html
オーストラリアの平均寿命は?
出典:http://www.businessinsider.com.au/
同じく統計局によると、オーストラリアは平均寿命男女が82.4歳です。50年前までは、男性が 67.6歳で、女性が74.2 歳とギャップが6歳以上あったのですが、2013年~2015年で4歳程までになったようです。
WHO世界保健統計2016年版では、オーストラリアは平均寿命男女が4位の82.8歳、男性は3位の80.9歳、女性は7位の84.8歳です。
オーストラリアの先住民族アボリジニ等の平均寿命は?
古い統計になるのですが、2010–2012年の平均寿命は、先住民でない人に比べ、10歳以上も低く、男性は69.1歳で、女性は73歳でした。 先住民は貧乏な人達が多く、健康にお金をかけれないなどの原因で平均寿命が短いようです。
参考:http://www.aihw.gov.au/indigenous-observatory/reports/health-and-welfare-2015/
スポンサーリンク
オーストラリア流健康の秘訣
何故キャンベラ市民の平均寿命が長い理由。それは・・・
- 高い教育レベル
- 病院などヘルスケアに関するアクセスが非常に良い
- 給料が多い人が多く、自分自身の健康に対してお金を使える人達が多い
- 仕事の関係で、政府関係が多いので、危険が多い工事現場などの職に就いている人達が少ない
からだそうです。
確かにキャンベラは、オーストラリアの首都で政治家の集まりの都市で、「言われたらそうかも・・」と思うのですが、殆どの人口に当てはまる訳ではないので、納得しがたいものがあります^^;
では、オーストラリアで長生きする人が多い理由。
- よく笑う
- 陽気
- 年齢に関係なく好きな事をする
海、自然、キラキラ輝く太陽に囲まれていて、精神的にストレスのない生活が長生きの秘訣のようです。
ストレスは、食べ物・体型よりも体に負担をとてもかけるので、体に害が生じやすいですし、また「私は年だから・・」とネガティブな気持ちもあまりないように思います。
例えば、リタイアしてからダンスを習ったり、ジムや水泳教室に通いだして体を鍛えたり、パソコンを習う、キャラバンでオーストラリア一周に出る、ボランティア活動をするなど、とても活発なお年寄りが多いです。
オーストラリアの食生活
オーストラリアは長寿国ですが、食生活が気になる所だと思います。
テレビや知人などからの話、自らの体験などですでにご存じの方もいるかもしれません。
正直食事は、砂糖たっぷりシリアル、パンにジャム、パイ、フィッシュアンドチップス、ピザ等など、アメリカとなんら変わらない高カロリーで不健康と言える食事をたくさんします^^;
10時と3時のおやつ時間には、スコーン、ビスケット、ティムタム、ケーキなど、超高カロリーなおやつを食べ、さらにはご存じの通り、肉食の国でもあり、ビーフや豚などの定番だけでなくカンガルーなども口にします。
その記事についてはこちらで書いています^^
「オーストラリアでワニやエミューを食用で食べる?味や美味しいの?」
もちろん、全員がそう!とは限りませんが、こんな食事をしているのに長生きです。
やはり精神的な面が大きいのかな?と思います。
最後に
長寿国の割りに、びっくりするくらい不健康な食事をしていますが、オーストラリアは陽気な国。
まさにその陽気さが長生きをする秘訣となっているのは間違いないようです。
毎日忙しくて、精神的に余裕が無くなる事が多い毎日ですが、常に陽気さを忘れずに生活していきたいですね。
最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました!