オーストラリアではカンガルーを食べる?味や調理方法は?
こんにちは、たかこです。
「オーストラリアではカンガルー肉を食べる」と聞いた事はありませんか?
日本人には馴染みがありませんが、実際にオーストラリアでは、カンガルーを食べます。
私自身も食べました。
現地では「ルーミート」と呼ばれるカンガルー肉。
カンガルーを食べる理由、味、栄養価、食べ方などを調べてみました。
カンガルーを食肉にする理由
カンガルーが増えすぎて作物を荒らすので、一部の地域では有害な動物と見なされました。
なので、オーストラリア政府は、バランスを保ち、頭数を調整するために合法化にし食肉に。可愛いだけでは駄目なようです・・・。
いつから食べ始めたの?
WIKIによると、1980年で、なんと南オーストラリア州(!)が最初で、他州は1993年に食べ始めたそうです。
スーパーで買える?
出典:bobandnellasworld.com
出典:www.globalmeatnews.com
普通にオーストラリアの2大スーパーマーケット、ウールワースやコールスで買えます。またマーケットへ行っても買う事が出来ます。
ステーキ、ソーセージ、ミンス、サイコロ目のような形などになって売っています。最初見た時はびっくりし、「うぁあ本当に食べるんだ!」と感動しました(笑)
どんな味?
赤身、淡泊で硬め、独特の匂いがある牛肉ステーキみたいな肉です。
栄養価は?
カンガルー肉にはどんな栄養価があるのか調べてみました。
- 低カロリー: 鶏肉・豚肉・牛肉など他の肉よりも低カロリーです。
- 高たんぱく質: 150グラムのカンガルー肉を食べた場合、成人1日に必要なたんぱく質66%摂取できる程、高たんぱく質です。
- 低脂肪: カンガルーの脂肪は2%以下で、牛・豚に含まれているドロドロ血の原因となる飽和脂肪酸がとても少ないです。
- オメガ3: 魚に含まれるDHAとEPAがカンガルー肉には含まれています。
- CLAが豊富: CLA( Conjugated Linoleic Acid )共役リノール酸が豊富で、発ガン性、糖尿病、肥満などを抑える効果があるようです。
- ミネラルやビタミンが豊富: ミネラル・ビタミン・亜鉛が豊富に含まれており、特にビタミンではB12、B6、チアミン、リボフラビン、ナイアシンが含まれています。
カンガルーの肉は、高たんぱくの割りに低カロリーなので、ダイエットや食事制限している人、また筋肉を付けたいアスリートなどに最適の肉と言えます!
最近では、オーストラリアで有名なフィットネストレーナーや、有名な料理番組でも「タンパク質があり脂肪が少ないのでカンガルーを食べましょう」と推薦しています。
調理方法は?
出典:www.goodchefbadchef.com.au
普通にミディアムレアでBBQでも良いですが、ハーブや赤ワインなどでマリネにした方が臭みがなく美味しく食べられ、料理番組などでもマリネで食べる方法を薦めています。
またミンチにして牛肉などと混ぜてハンバーグや、ソーセージ、カレーに入れたり、また燻製にしてもジューシーなので美味しく食べられます。食べ方は様々です。
最後に
オーストラリアでカンガルー肉が売られているとは言え、鶏肉、豚肉、牛肉などの他の肉から比べたら、消費量は断然少ないです。
ですが、高たんぱくで低カロリーな上、オーストラリア料理の郷土料理の一つでもあるので、オーストラリアへ観光へ来た際には、是非食べてみてはどうでしょうか?話のネタにもなると思います。
最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました!