今注目の昆虫食とは何?栄養効果や食べ方などは?メリット・デメリットも紹介
無印用品が5月20日よりコオロギせんべいを発売とのニュースが流れましたよね。
ここ近年昆虫食が注目されていて、アジア・アメリカ・ヨーロッパなどではすでに何十年も前から食べられています。またオーストラリアのスーパーでも実際にコオロギパウダーが発売されました!
今話題の昆虫食について色々と調べてみました。参考になれば嬉しいです^^
目次
昆虫食とは?
その名前の通り、「昆虫を食べる」です。昆虫を食べるのは、地球の食糧不足を助けるとも言われています。普段から食べなれていない、もしくは食べことがない・・・なら、「うわっ('◇')ゞ」って思うかもしれませんね^^:
英語で昆虫食は?
英語で昆虫食は entomophagy または
insect eating
- entomophagy = 昆虫を食べること、昆虫を食料・食材として扱い食すること
- insect =昆虫
- eating =食べる
昆虫食の種類
昆虫食はたくさんの種類があり、そのうち日本とオーストラリアで売られている昆虫の例をあげてみようと思います。英語での読み方も書いてみました。
日本
- コオロギ:Cricket
- タランチュラ:Tarantula
- タガメ:Giant Waterbug
- カブトムシ: Beetle
- バッタ:grasshopper/locust
ちなみに、 キリギリス・バッタ・コオロギなどは、 直翅類 と言い、orthopetraと英語で言います。
楽天やアマゾンで色々な種類が売られていますよ~
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オーストラリア
- コオロギ
オーストラリアでコオロギ以外に売られているのは、まだ見たことがありません。
栄養効果について
タンパク質が多い!
昆虫の体の50%はタンパク質なのです。実際に「昆虫食入門」ではこのように書かれています。
多くの昆虫でタンパク質が乾燥重量の50%以上あり、他の動物性食品に勝るとも劣らない良質な食品である」
昆虫食入門
昆虫は高たんぱく質です。
例えばコオロギは、ビーフの2倍のタンパク質があります。
引用:https://eatsens.com/blogs/news/crickets-are-a-nutritional-powerhouse
アミノ酸が豊富
人間の体はアミノ酸が必要で、消化・吸収・血液の循環などの働きをします。 昆虫は幼虫の時に植物を食べて過ごすので、アミノ酸をたっぷり摂取しています。なので、昆虫にはアミノ酸が豊富なのです!
ビタミン・ミネラルも豊富
昆虫の多くは植物からビタミンやミネラルを摂取。ビタミン・ミネラルを豊富に蓄えているため、100gあたりの量は肉・魚よりも高いと言われている程。また栄養価が高いため、サプリメント並みの栄養補助食品としても有効な食品です。
カルシウム・オメガ3・食物繊維も豊富
意外ですが、 カルシウム・オメガ3・食物繊維も豊富で、牛乳や魚、豆などよりも栄養が高いです。
食べ方
見た目が昆虫のままで調理されているもの、または粉末状になっているものと2つあります。
形がそのままの商品
そのまま食べるというパターンが多いです。
粉末(パウダー)の商品
- ケーキ
- プロティンバー
- シリアル
さらには
- パスタ
- スープ
- パン
- コーヒー
- スムージー
- スクランブルエッグ
やはりパウダーの方が食べやすい感じですね。
注意点
- 生で食べる
- 死んだ昆虫拾って調理
昆虫は腐敗が早いので、いつ死んだのか分からない昆虫を食べるのは危険なうえ、内臓などを除去して食べるのが良いとされています。
味は?
例えば、コオロギの味は
“A spoonful of straight ground up cricket powder tastes to me like almond flour and grass,”
(アーモンドの粉と草みたいな味)と書かれていました。
アマゾンのレビューでは、バッタ・コオロギは苦い、オケラは無味などと書かれていました。
虫によって味が違うようですよ。勇気があれば、色々な味を試してみれると良いかもしれませんね。
昆虫食のメリット・デメリット
メリット
タンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富
デメリット
高カロリー
昆虫のような小動物は、消化器官が小さいため一回の食べる量が少なく、一日に何度も食事をして、体に次の食事までのエネルギーを溜め込んでいます。なので基本的に高カロリー。
100gカロリー量は、大豆の180calを上回るという結果が出ています 。ま、実際に100g食べるのって大変なので、あまり気にしなくても良いかもしれませんね。
アレルギー反応の可能性
実際に昆虫はどこで何を食べているのかわからないので、甲殻類 に接している可能性があるかもしれません。また昆虫は 甲殻類に近いと言えるんです。
甲殻類 とは・・・
- カニ
- エビ
- タコ
- イカ
など。
実際に、ゴキブリの背中とエビの尻尾 は同じ成分なんです!
なので、あなたに甲殻類 アレルギーがある場合、または可能性がある場合は、うっかり食べてしまわないようにしましょうね。
最後に
昆虫食について色々と調べてみました。地球の食不足を補い、タンパク質だけではなく、アミノ酸、ミネラルなども豊富です。
甲殻類アレルギー(もしくは可能性)が無ければ、食べてみると良いかもしれませんね。最後まで読んで頂きどうもありがとうございました!