オーストラリアは花粉症対策が必要?杉やブタクサ花粉の時期や少ない地域は?
こんにちは、たかこです。
3月になると日本では、花粉で目が痒くなったり、鼻水がずるずるしたり、くしゃみが止まらなくなったりする人がたくさんいますよね。
花粉が飛んでいない地域へ旅に行く、「避粉の旅」もブームみたいですね。
実はオーストラリアでも同じ症状で悩む人達がたくさんいて、300万人の国民がかかっているとも言われています。
「え!オーストラリアに花粉があるの?!」とびっくりするかもしれませんが、オーストラリアは世界でも花粉が多い国なのです。
日本でかかったことがないのに、突然オーストラリアで花粉にかかる人も。もちろんその逆もあります。私自身は日本でかかった事がないのに、オーストラリアで1度だけかかり大変な目にあいました。
オーストラリアで花粉の多い都市、種類、時期、オーストラリアで買える薬など、体験を元に書いてみました。
目次
オーストラリア・花粉
花粉を英語で?
花粉を英語でHay fever(ヘイフィーバー)と言います。
pollen allergy(ポレンアレジー)とも言うようですが、オーストラリアではHay Feverです。Hay=干し草、Fever=熱という意味です。
昔、干し草が花粉の原因と考えられていたからようです。
「花粉にかかっています」と言いたい時、英語では「I have a hay fever」と言います。
花粉がある都市
ずばりオーストラリア全土です!
花粉が一番多い都市は、南オーストラリアです!
今まではキャンベラ、次にパースでした。
花粉の時期
実は都市によって花粉の時期が違うのです。
メルボルン、シドニー、キャンベラ、アデレードは8月中旬から10月です。ピークは9月で、日本の秋にあたる時期になります。
タスマニアはその後、花粉のピークを迎えます。
一方、ダーウィンは乾期の5月から6月です。日本の丁度春終わりから夏にかけてピークです。
ブリスベンは1月から4月、ピークは2月頃と日本の冬にあたる時期です。
年中オーストラリアのどこかで花粉が発生している事になりますね^^;
花粉の原因
出
典:resources1.news.com.au
日本では、花粉症の原因は「スギ花粉」が代表的です。
オーストラリアで多いのは、様々な種類の芝生、シダレカンバ、ユーカリ、カエデ、オリーブなどの木、アカシア花粉(画像)など一概に特定できません・・・。
花粉となる雑草などがたくさん生息しています。
花粉の症状
オーストラリアで花粉にかかったら、どんな症状が出るのかというと・・・
- 目・鼻・のどの痒み
- 涙目
- くしゃみ
- 鼻水、鼻づまり
- 体がだるい
- 目が充血
- 頭痛
- 喘息持ち→咳き込む回数がいつもの倍以上になる
と、なんら日本と変わりません!!(><)
私の場合、鼻が痒くなり、くしゃみ、大量の鼻水が出てテッシュをボックスごと持ち歩かないといけませんでした・・。
「花粉の人達はこんな大変な思いをしているんだ!!」と始めて感じました。
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花粉対処法
オーストラリアで買える花粉用飲み薬
オーストラリアで花粉にかかったら、薬が必要になりますが、どんな薬が買えるのか一覧をあげてみました。
出典:http://www.pharmacyonline.com.au
オーストラリアの大手ファーマシー(ドラッグストア)プライスラインなどで売られている独自で作っているホームブランド、loratadine(ローラタダイン)。”Relief of hay fever&allergy symptoms ”(花粉とアレルギーの症状を和らげる)と書かれています。
出典:shop.coles.com.au
出典:priceline.com.au
ファーマシー、ウールワース・コールスなどで売らているClaratyne(クラタイーン)、Telfast(テルファースト)、Zyrtec(ジルテック)など花粉症用の有名ブランドの薬。
(5個入りで$8前後で売られています)
これらは、抗ヒスタミン剤(Anti-Histamine)なので、医者の処方箋なしでも薬局で直接購入できます。
ステロイド剤が入っている薬は、お医者さんより処方箋をもらい購入出来ます。
オーストラリア(海外)の薬を飲むと、あまりにも効きすぎてぶったまげる!という人もいるので、心配であれば半分飲んで様子を見た方が良いかもしれません。
私の場合は、友達からもらったホームブランドのloratadine(ローラタダイン・一粒あたり10mg)を3日間服用し治りました。
有名なのは、Claratyne(クラタイーン)です。花粉の時期になるとCMも流れます。
オーストラリア花粉・対処法
- スキンケアで有名なTeatree Oil(ティーツリーオイル)をティッシュにつけて、数回鼻から吸う
(鼻がつまっている場合、鼻の通りが良くなります) - 花粉症用鼻スプレー、ヴィックスヴェポラップなどを使用する(ウールワースやコールスで買えます)
- 風の強い日など外になるべく出ない
- 洋服など外に干さない
- 目から雑草などが入らないようにサングラスをする
対処法が色々とあります。
ちなみにオーストラリアで、花粉の為にマスクをしている人達は殆どいないので避けた方が無難です。
ま、でもどうしてもマスクをしたいというのであれば、日本から持参してきましょう。
こちらの記事で、ティーツリーの事を書いています。
お土産としても人気ですよ。
↓
「オーストラリアで人気のコスメ・スキンケアは?ドラッグストアやデパートでお土産調達!」
アマゾンでも購入できるので、もしティーツリーを一度も使った事がなければ、試してみると良いかもしれませんね。
オーストラリアでは、ティーツリーオイル50ML が$14程と、日本と同じ値段で買えます。
日本から薬は持ち込める?
持ち込み可能です。
日本から花粉症の薬を持ってくる場合、【第2類医薬品】アレジオン20が良いかもしれません。
抗ヒスタミン剤なので、オーストラリアに持ち込み可能です。
ジップロックなどにいれて、「Medicine」と書けば大丈夫です。
ステロイド剤は、持ち込み禁止薬物に入っていなければ大丈夫です。
(常用性があり、豪で高く売られています。アスリートが使うあの筋肉増強剤とかです。)
アレルギーを抑える為に服用する量であれば問題ありません。
なお医者から処方された薬は、英語の翻訳が必要になる場合があるので、念のために持っていきましょう。
薬の申告に関しては、こちらの記事でも書いています。
↓
最後に
私のように、日本で花粉にかかっていなくても、オーストラリアで突然花粉にかかる可能性があるかもしれませんので気を付けましょう。
また逆に日本では酷かったのに、オーストラリアで全然大丈夫だった!という人も。
心配であれば、花粉対策用に念のために薬を持ってきた方が良いかもしれませんね。
もし持ってこなかったとしても、現地で買える薬などたくさんあるので心配いりません。
ただ日本人の体に対して、効き目が強いので、量を減らして飲んでみましょう。
最後まで読んで下さり、どうもありがとうございました!